緩和ケアを知ってください

治療と並行し、「人生や生活の質」を高めるためのケアです

 

 がんと診断されたその時から、緩和ケアは必要です

 

長い間つらい状態が続くと、考えたり、眠ったりすることも大変になります。また食欲や気力も落ちて、これまで通りの生活を送ることも治療に向き合うことも難しくなってしまうかもしれません。緩和ケアが目指すもの、それは患者さんとそのご家族が「自分らしい生活を取り戻す」ためのお手伝いをすることです。

 

 

 質の高い生活が取り戻せるよう、あらゆる面から患者さんを支援します

 

 痛みやつらい症状を軽減させます  痛み、息苦しさ、吐き気、眠れないなど、がんに伴うつらい症状を和らげます
あなたらしさを大切にします  療養や生活面で、患者さん自身が「大切にしたい」と思うことをできる限り尊重します
日常の生活を支援します  食事、入浴、排泄、移動など、がんを抱えて暮らすための支援をします
心をケアします  患者さんとそのご家族の苦悩に寄り添い、生活上のさまざまな悩みを受け止めます
ご家族の悩みをケアします  患者さんにとって大切な支援者であるご家族の支援も緩和ケアの大切な目標です
大切な人たちの時間を尊重します  ご家族やご友人など、患者さんが大切に思う人たちとの時間を充実したものとするよう努めます