東京医科大学病院




肝臓の構造と肝がんの種類

肝臓について

肝臓は右上腹部に位置し、人体のなかで最も重い臓器です。成人の肝臓の重さは、1.2~1.5kgで、右肝と左肝に分かれています。肝臓は、腸で吸収されたさまざまな栄養素を代謝し、貯蔵します。また、解毒や血液の凝固など、生命の維持に必要な多くのはたらきを担っています。

肝臓

 

肝臓の病気

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど症状の出にくい臓器ですが、肝細胞が壊れて硬くなってしまう肝臓の異常として、慢性肝炎、肝硬変があります。これらの原因の多くは肝炎ウイルスの感染です。 慢性肝炎や肝硬変の肝臓は、肝がんを発生する危険度が高いとされます。



「肝がん」と告げられたら

肝がんは、大きく分けると「原発性肝がん」と「転移性肝がん」に分かれます。原発性肝がんとは、「がん細胞が肝臓の細胞から発生したがん」のことです。一方、転移性肝がんは「他の臓器(主にお腹の中の臓器)に発生したがん細胞が血液の流れに乗って肝臓にたどり着き、肝臓に生着したがん」のことです。原発性か転移性かによって治療方法の一部が異なるため、もし肝がんの診断を受けた場合は、自分がどちらのタイプの肝がんであるかをよく理解しましょう。

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「転移性肝がん」 についてはこちら→