東京医科大学病院




医師からのメッセージ

ダヴィンチによる手術は、出血量が少ないので
比較的短期間での社会復帰が可能です。

ダヴィンチは泌尿器科と婦人科系の手術、つまり狭い骨盤内の微細な手術においてメリットを最大限に発揮します。内視鏡下で術者のイメージ通りに細かな手術が行えるので出血量も少なく患者さんの回復も早く、比較的短い期間で社会復帰することが可能となります。2010年の世界でのダヴィンチの使用状況をみても、前立腺摘出術や子宮摘出術といった手術への適用が約20万件と全体の75%を占め、ここ数年間、増加傾向にあります。当院でも2011年7月時点での泌尿器科のダヴィンチを使用した前立腺全摘術の手術件数がすでに362件を数え、各科の合計でも545例が実施されています。

ダヴィンチによる手術が増えているのは「出血量が少なく感染症のリスクが低い」、「入院日数が短い」、「回復が早い」といった期待があるからです。特に、前立腺摘出後の「排尿調節機能の回復」においてその成績向上が期待されており、患者さんの多くはわずか2週間で職場に復帰しています。