東京医科大学病院




医師からのメッセージ

治療における副作用の軽減は、
放射線量の精度管理の徹底から。

当院での放射線療法は、エビデンスに基づいた治療を第一にしています。放射線療法は低侵襲で患者に負担が少ない治療法ですが、厳密に行っても放射線障害があらわれる可能性は否定できません。このことを必ず患者さんにお話しした上で治療に入ります。

治療で使用される放射線量は、腫瘍の種類、その周囲の臓器によって変えていかなければなりません。それぞれ必要な線量、耐容線量が異なりますので、常に照射量の精度管理が大切です。今では技術の発達により放射線がどの部分にどれくらい照射されるのか、かなりの精度で事前にわかるようになりました。治療における副作用を抑えるためには、こうした精度管理が不可欠と考えています。

当院では、がんを適切に照射する強度変調放射線治療(IMRT:Intensity Modulated Radiation Therapy)の研究に取り組んでいます。治療の副作用をできるだけなくすために、全症例IMRTにすることを目指しています。