東京医科大学病院




化学療法

通常の日常生活、社会生活を送りながら
抗がん剤による治療を受けることができます。

化学療法とは、抗がん剤によりがんの治療を行う治療法のことです。抗がん剤を内服したり注射することによって全身に行き渡らせ、全身のがん細胞を攻撃するものです。通常、何種類かの抗がん剤を組み合わせた併用療法が行われています。

化学療法の目的は、がんの種類や、同じがんでもその進行の程度によって異なります。一般的に、急性白血病、悪性リンパ腫、胚細胞腫瘍などではがんを治癒させるために化学療法が行われます。乳がん、大腸がん、小細胞肺がん、骨肉腫などではがんの成長を遅らせ、できるだけ長く元気に生きることを目的に行われます。非小細胞肺がん、胃がん、膵がん、前立腺がんなどでは痛み・咳などの症状を緩和し痛みなく日常生活を送れることを目指します。また、化学療法は、がんが転移・再発するのを防ぐために手術療法の前や後に行ったり、放射線療法と一緒に行われることもあります。

抗がん剤は、がん細胞だけでなく健康な細胞にも影響をおよぼし、その結果「副作用」が出現します。「副作用」として吐き気、食欲不振、脱毛、疲労感、貧血などが現れますが、これらの副作用を軽くする薬も使われるようになり、通院して化学療法を受けられるようになりました。